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2人の娘がいる夫婦が日々の出来事や育児情報を発信しています。

急性虫垂炎で緊急手術してから退院するまでの体験記2(緊急手術)

急性虫垂炎(盲腸)になり緊急手術(腹腔鏡下手術)を行い5日ほど入院していたときの体験記②です。

前回までのあらすじ

症状発生~3日経過し、紹介状を手に総合病院Cへ到着しました。
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総合病院での検査

名前を呼ばれ、外科の先生に診てもらいました。
今までの経緯を伝えると、すぐにCTをとることに。

CTの前に採血も行うとのことで、採血場所へ移動します。
厄介なことに自分の血管が細いらしく、なかなか採血できずに何度も刺されました(泣)

若干脱水気味だということで水を飲んだり、ベッドで温められたり、
血管が見える器具など色々試されましたが、結局昨日採血した場所と同じ場所から取ることで解決。
20分くらいかかった気がします。
採血したついでに、CTで使用する造影剤注入用に点滴可能なルートを確保されました。

CT検査

人生初のCTでした。直前に静脈のルートから造影剤を注射します。
副作用があるらしく、いくつか注意点を説明されて注入。
若干血管が熱くなったような気がしましたが問題ないレベルで済みました。

天井に雲が描いてある部屋で若干不気味でしたがすぐに終わりました。
もっと大きな音が出るのかと思っていたけど予想よりも普通。

この後、心電図、レントゲン、検尿をしてから先生の元へと戻りました。

検査の結果

開口一番、虫垂炎ですねーとのこと。
CTの画像を見ながら説明されるも白黒なのでイマイチ分からん。
CTだけでなく、血液の炎症反応も出てきているらしくほぼ確定でしょうと。

「どうする?取る?」といきなり決断を迫られる。他に選択肢が無いか一応確認したが、
既に抗生剤を飲んでいても改善されていないので取るしか無いとのこと。
一応入院して様子を見る案も提示されるも悪化する可能性もあるとのことなので、
手術で取ることにしました。

「これからやるか?」と急かす先生。
今からやるとは思ってもいなく心の準備が全くできてなかったけど、
今日やらないと明日は手術できない日程なので入院期間が伸びるという。
早く痛みから開放されたかったのもあったので、お願いすることにしました。
腹腔鏡手術という腹部に穴を数個開けて行う手術です。
開腹手術より傷も早く治るので虫垂炎の手術で良く行われるんだとか。

虫垂炎の手術前

決まってからのスピードがすごく、手術内容の説明を手短に受け、書類数枚にサイン、
妻には電話で経緯を説明して手術中にはいつでも電話に出られるようにお願いするなど
短時間で準備を済ませました。

その後すぐに入院病棟へ移動し、自分のベッドへと移動。
手術まであと1時間もないということで、担当の看護師さんに手術や入院の説明を軽くしてもらい、
へその掃除を綿棒でされました!幸いちゃんと洗っていたのですぐに終わりました。

その後手術用のガウンとパンツはふんどしみたいな前開きの専用パンツに履き替えました。
緊張しながら待っていると、看護師さんがお迎えに。

いざ手術

歩いて手術室まで移動すると、入り口には先ほど見てくれた先生の他に
外科の先生2人、麻酔科医1人、看護師2人が立っていて、
軽く挨拶というか名前と役割を教えてくれました。緊張していたのもあり一瞬で忘れました..

手術室まで入り、TVで見たことあるような手術台に自分で乗りました。
手術台は幅が狭いけど、すごい暖かくてフカフカしていて気持ちが良い。
もっと固いのを想像していたので、予想外に寝心地が良かったです。

手術前の準備を先生たちで読み合わせ、いざ全身麻酔
最初に点滴を行い、その後に口から吸ったような。

いきまーすみたいな合図があったので、だんだん眠くなるのかと思っていたけど違ったようです。
目が覚めたら手術が終わっていました!!

手術後

終わったよーみたいな声をかけられ、半分寝ぼけている状態のまま入院病棟へタンカーで移動。

先生たちも一緒に付いてきて、入院用ベッドへ移動後、切り取った虫垂を見せてくれました。
自分の虫垂は思っていたよりも大きく、ぐちゃっとしていて微グロでした。

かなり状態が悪かったようで周囲の洗浄を行い、
左脇腹に膿を排出するドレーンを入れたという話を聞きました。

ここ数日痛みであまり寝られず睡眠不足かつ、麻酔がまだ残っていて
とても眠かったのもありそのまましばらく寝ました。

へそ、へそ下、左脇腹、右脇腹(ドレーン用)と合計4箇所傷ができました。

手術後のへそ
ドレーン
排出される膿
膿が溜まる容器

続く...